車を手放す前に、リコールの確認と作業控えを揃える
次の所有者に渡したいのは、「調べた」という記憶より、何を確認し、どの作業が済んでいるか分かる控えです。車検証を手元に置き、届出・確認結果・作業記録を別々に揃えましょう。
この手引きは、売却を自分で決めた方のための整理方法です。リコールの確認は、買い替えを前提にしません。売却価格や取引の可否を判定するものでもありません。
一次情報の確認: 2026年10月11日
引き継ぐ情報は、三つの欄に分ける
- 公表された届出
- 届出番号・届出日・不具合装置。車名と年式だけで済ませず、車検証の型式・車台番号と照合します。
- メーカーで確認した結果
- 問い合わせた窓口・日付と、対象/対象外/対応済み/確認中の回答。公表範囲内でも工場やグレードによって対象外の場合があるため、個々の車両はメーカーで確かめます。出典1
- 作業が終わった記録
- 作業日・販売店・作業控えの保管場所。予約しただけの段階は「作業済み」にせず、分からない欄は「確認中」として残します。
まず届出を照合し、窓口へ聞く項目を絞る
当サイトの車種ページは、同じ車種に関する複数の届出を照合できます。届出ページに直接来た場合は、その一件だけとの照合です。一致なし・要確認を「リコールなし」や「修理済み」と読み替えないでください。
車名・型式から届出を照合する →型式・車台番号は端末内だけで照合し、送信・保存しません。メーカーで修理済みかを確かめる手引き →
対象なら、無料のリコール作業を相談する
Hondaは、案内のDMが手元になくても対象車両であれば販売店で作業予約ができると案内しています。車検証などを用意して連絡します。他のメーカーは各窓口へ確認してください。出典2
リコールの改修は無料です。売却・査定の相談と、リコールの対象確認・修理予約は別の用事として扱います。代車や他の整備を希望する場合の手配・費用は、予約先へ分けて確認してください。出典3
リコール確認・予約・修理メモ
1台・1届出につき1枚。印刷して手書きし、販売店の作業控えと一緒に保管してください。このメモは修理完了の証明書ではありません。
- 車名(自分で分かる呼び名)
- 手書き欄
- 届出番号・届出日
- 手書き欄
- 連絡した販売店・窓口
- 手書き欄
- 確認した日・担当者
- 手書き欄
- 予約日時
- 手書き欄
- 作業時間・持ち物
- 手書き欄
- 作業が終わった日
- 手書き欄
- 作業控えの保管場所
- 手書き欄
確認結果: □ 作業が必要 □ 対応済み □ 対象外 □ 確認中
型式・車台番号は車検証を見ながら販売店へ伝えます。このサイトへの記入・送信欄はありません。
クルマのリコール横断チェック / kuruma-recall.com/guide/before-selling-recall-record
車を渡すときも、確認中の項目を隠さない
整備記録簿と作業控えを揃え、今回の届出がどこまで確認できたかをメモに残します。控えが見つからなければ、作業済みと推測して書かず、確認した窓口と回答を残してください。これは当サイトが提案する整理方法で、売買契約の条件や必要書類は取引先で確認します。
名義や住所の変更後も通知の扱いはメーカーごとに確かめます。HondaのDMは車検証の情報が基になり、変更の反映に約1か月かかると案内されています。出典4